ベタつくホコリを無理なく除去:酢・重曹・クエン酸、油の併用術とガラスクリーナーでキッチンを時短でリセット

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年末年始が近づくと大掃除に身を入れる人が増え、たいてい行く手を阻むのが“ベタつくホコリ”。戸棚の上やレンジフード脇の隅、天井回りなど手が届きにくい場所に溜まり、油煙と混じってしつこい膜になる。普通の布ではびくともしないのが悩ましい。

そこで、キッチンの“死角”をすっきり立て直す、手軽で財布に優しい手段を要点だけに絞って紹介したい。

酢:頼れる定番

水で1:1に薄めた酢は、油分で詰まった面に安定して効く。スプレーして5分ほどなじませ、濡れ布で汚れをすくい上げるだけ。ツヤのある平滑面でとりわけ力を発揮する。一方で、天然石や大理石には使わないこと。表面を傷めるおそれが現実的にある。

重曹:シンプルで効く

身近な重曹は、市販洗剤が苦戦する場面でも頼もしい。少量の水で濃いペースト状にすれば、垂れにくく縦面にも密着。ブラシで軽くこすれば、粘り気のある層がキャビネットを傷つけずにはがれていく。扱いやすさも魅力だ。

重曹+油:意外な組み合わせが効く

こびりつきが厚いときは、重曹と植物油のコンビが実力を見せる。塗り広げて20分置くと、油が汚れをゆるめ、重曹が機械的に外すのを助ける。使うのは光沢仕上げの面に限定を。マット仕上げでは跡が出る。

油+酢:油汚れに二段構え

植物油の薄い膜を先に塗り、ブラシでなじませてベタつきが浮き始めたら、酢の水溶液で処理してから石けん水で洗い流す。凹凸のある面や角の入り組んだ部分で、順番の妙が効いて作業がはかどる。

クエン酸:低コストで効果大

クエン酸を水に溶かして(1リットルに対し15g)塗布し、30分置いてからすすぐ。古いベタつきも難なく扱え、仕上げ材の大半を傷めず、においが残らない。ブランド洗剤に見劣りしない働きぶりがうれしい。

自動車用ガラスクリーナー:最速の切り札

意外だが、自動車用ガラスクリーナーは即効性が持ち味。路面の汚れや油膜を一気に切る設計のため、吹きかけて拭くだけでテンポよく進む。時間を最小限にしたいときの現実的な選択肢だ。