シルベスター・スタローン、79歳で杖を手に登場、ケネディ・センター名誉賞で体調と手術歴を語る

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79歳のシルベスター・スタローンが、公の場で杖を手にする姿を初めて見せ、ケネディ・センター名誉賞の会場でたちまち視線をさらった。彼はKISS、グロリア・ゲイナー、マイケル・クロフォード、ジョージ・ストレイトらとともに、ドナルド・トランプ大統領から表彰を受けるため会場に姿を見せたが、注目はほどなく彼の体調へと移る。足を引きずるように歩き、カメラの前に立つと、金色の杖を隠さず掲げていたのが印象的だった。

会場で出席者の一人と気さくに言葉を交わし、長年の苛烈なスタントが身体に代償を残したと明かした。背中の手術はこれまでに8回受け、さらにもう一度必要になりそうだという。負荷は避けようもなく積み重なり、そのツケが今になって出ていると語った。SNSでは、当日の様子をめぐる議論が広がり、ショービジネスで何十年も揺るぎない強さの象徴だった存在を気遣う声が相次いでいる。

これからは、俳優の新しい姿に観客が慣れていく必要があるのかもしれない。とはいえ彼は、難題に直面しても落ち着きを保ち、ときにユーモアもにじませながら歩みを進めているように見える。年輪の重みを隠さないその佇まいは、むしろいまの彼を静かに語っていた。