ディカプリオが語る露出を減らす理由と顔を隠す戦略、私生活との境界

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51歳になったばかりのレオナルド・ディカプリオが、なぜしばしばカメラをかわし、顔の一部を覆った姿で現れるのか、その理由を明かした。レッドカーペットに姿を見せる機会が少ないことはファンの間でも知られているが、その慎重なスタンスの背景を本人が示したかたちだ。彼は、セレブ向けメディアでの露出を意図的に絞るのは、飽きられないためであり、仕事と私生活の間に健全な一線を引くためだとしている。エンタメ情報が瞬時に拡散するいま、見せるべきものや語るべきことがないなら前面に出ないほうを選ぶ。その姿勢は秘密主義というより、明確な戦略に近い。

この哲学は若い頃からの指針でもあるという。『タイタニック』の爆発的成功を受け、長く第一線で走り続けるにはどうすべきか、そして燃え尽きを避けるには何が必要かを考え始めた。理由のない露出を避けることこそ、求められ続ける確かな道だというのが彼の見立てだ。だからこそ公の場への登場は厳選し、新作を届ける準備が整った瞬間に照準を合わせる。理屈は明快で、露出過多が常態化した時代にはむしろ落ち着いた選択に映る。

当面は、次のプロジェクトを待つしかなさそうだ。彼がスポットライトに立つ機会が増えるのは、そのタイミングだろう。