キリル・ナーギエフが語る、弟マークの俳優志望と家族の本音

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2025年、ドミトリー・ナーギエフが16歳の息子マークの存在を明かし、ファンを驚かせた。彼の話では、少年は父の出演作を欠かさず追い、映画そのものにも本気で興味を持っているという。そんななか、長男のキリル・ナーギエフが初めて弟について口を開いた。

新作シリーズのプレミアで、キリルはマークが家の流れを受け継いで俳優を目指す決心をしたと語った。ただ、父も兄もその選択を手放しでは喜んでいない。彼によると、この職業には苛烈な要求と業界特有の不安定さがあることを、二人で伝え続けている。ショービジネスでは繰り返し聞かれる注意喚起で、ナーギエフ家も例外ではない。

それでも弟の気持ちは固い。家族の制止にもかかわらず、マークは演技学校の受験を予定しているという。キリルはさらに重要な点も強調した。マークが学ぶのはドミトリー・ナーギエフの名前の後光ではなく、一人の舞台俳優としてであり、この二つは根本から異なる現実だということだ。

家族には難しい選択が残る。夢を後押しするのか、それともこの世界のリスクを根気よく説き続けるのか。キリルの語りぶりからは、才能ある子どもが親の背中を追う展開は珍しくないこと、そして野心と用心のせめぎ合いが、注目を浴びる家庭ではほとんど宿命のように生まれることがうかがえる。助言の厳しさの裏側に、彼を守りたい思いもにじむ。