検電ドライバー活用術:LEDモデルでできる導通テストと断線発見

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検電ドライバーは、プロもDIY派も必ずと言っていいほど持ち歩く定番ツールだ。多くの人の使い道はひとつ、コンセントなどに活線が来ているか確かめることだけ。そこで話は終わりがちだが、この小さなドライバーには、もっと多彩な働きがあるのに評価されにくい。

検電ドライバーの種類

店頭で見かけるのは、主に次の3タイプだ。

ネオンランプ式のベーシックモデル

電圧の有無にだけ反応する。ランプが光れば、そのラインは生きている。

LED+電池式モデル

現場で頼りになる主力。簡単な内蔵回路により、コンセント以外のチェックにも使える。

見分け方は簡単で、両端子に指で触れてインジケーターが点灯すれば、このタイプだ。

表示と音の付いた上位機種

電気作業や自動車まわりを多く扱う人が選ぶ傾向にある。

検電ドライバーの“隠し球”

所有者の多くは活線探しだけに使いがちだが、手頃なLEDモデルでもできることは意外に多い。

導通テスト

ケーブルが切れていないか知りたいとき、検電ドライバーが役に立つ。片方の端を導体に当て、もう片方に手で触れる。インジケーターが反応すれば、心線は切れていない。長いケーブルや家電内部の細いリードでも試せる。

断線箇所の特定

外観は無傷でも、中で断線していることがある。

やり方はシンプルだ。

  • まず活線を見つける。
  • 調べたい線をそこに接続する。
  • ケーブルに沿ってテスターをなぞる。
  • 断線手前までは点灯し、その先で沈黙する。故障点が1分ほどで絞り込める。

電球とヒューズの判定

白熱電球、ソケット、家庭用機器のヒューズに向く。端子に触れてインジケーターが光るなら部品は生きている。不具合箇所の切り分けが手早い。

隠れた配線のトレース

壁面近くを活線が通っていれば、検電ドライバーが拾ってくれる。吊り戸棚の取り付けや穴あけ、古い配線のあたりを付けたいときに助かる。

覚えておきたい注意点

事前に頭に入れておきたいことがいくつかある。

  • ネオン式はこれらの追加用途には向かない。活線の有無しか示せない。
  • 通常のドライバー代わりに使わない。ハンドルの樹脂は力仕事に向かず脆い。
  • 誤反応は起こりうる。静電気に反応することもあり、異常ではない。
  • 配線に触れる作業は、テスターを手にしていても慎重さが必要だ。

シンプルな道具が手放せない理由

検電ドライバーは大げさな機器には見えない。安価でどこでも手に入り、ポケットにもするりと入る。それでも、配線か、電球か、コンセントか、ヒューズか——犯人探しの目星を他のどれより早く付けてくれる。LED+電池式を選べば、いくつもの道具を兼ねて時間を稼げる。

結局のところ、いちばん頼りになるのはこうした素朴な道具だ。何度も手が伸び、気づけば他の工具は箱の中で待機している。