22:04 16-12-2025
家のガ退治と予防の完全ガイド|衣類・穀類を守る実践テク、低温・ハーブ活用法と再発防止、クリーニング・密封術まで
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家に侵入するガの原因と対処を専門家の視点で解説。衣類や毛皮、穀類・ドライフルーツを守る退治法と予防を網羅。低温・クリーニング・密封、ハーブや防虫剤の使い分け、再発防止のコツまで。戸棚の洗浄や穀類の見切り処分、網戸の活用、ラベンダーなどの香り対策も詳述。収納前の洗濯や保護カバー運用、キッチンの定期点検も解説。
どれだけ磨き上げた部屋でも、ガの侵入はゼロにはならない。彼らは単独で来ることは少なく、衣類や食料に紛れて入り込み、あるいは開け放した窓からふわりと舞い込む。室内で問題になりがちなのは、衣類を食べるガ、毛皮を好むガ、そして穀物を狙うガの三つ。好物はそれぞれ違っても、衣類や食料を傷めるという点では等しく歓迎できない存在だ。
専門家は、飛んでいる成虫を叩き落としても根本対策にはならないと指摘する。本当の脅威は幼虫。布地や穀類、ドライフルーツを食べ、静かに増えながら、手の届きにくい隙間に身を潜める。目に見える相手だけを相手取っても、いたちごっこになりやすい。
なぜ家にガが現れるのか
住まいに入り込む経路は主に三つあるとされる。
- 屋外から飛び込んでくる。
夏場はこれが最も一般的。網戸のない開けた窓があれば十分だ。
- 衣類や新しい購入品に紛れてくる。
購入品が、ガの出た品の近くで保管されていた可能性がある。成虫は見逃しやすい。
- 穀類やドライフルーツと一緒に入ってくる。
穀物を狙うガは倉庫で発生しやすく、幼虫が包装食品の中に入り込むことがある。
ガを退けるには:効いた手立て
虫の入った穀類を処分し、戸棚を洗う
効果:中程度
キッチンに出た場合、疑わしい穀類はすべて捨てるのが手っ取り早い。もったいなく感じても、選り分ける意味は薄い。専門家によれば、幼虫は深く潜り込むため、探し当てるのは現実的ではないという。中身をすべて出したら、戸棚をしっかり掃除する。
低温を使う
効果:高い
低温は成虫にも幼虫にも効く。毛皮、セーター、ブランケットなどは、数日間ベランダに出しておける。
覚えておきたい点:
- 低温は衣類には有効だが、食品の対策にはならない。
- 夏は限界がある。衣類はクローゼットの中にあり、外気の冷えを頼れないからだ。
厚手の布や袋で密封する
効果:中程度
ガは、衣類カバーや新聞紙、多層の袋などの厚手素材を噛み破らない。しまう前には洗濯を。幼虫は汚れた部分を好み、シミや油分のある箇所から食害を始める。
クリーニングに出す
効果:高い
ドライクリーニングは虫の除去に確実だ。その後の保管も大切。カバーを使い、発生源になりそうなものから離しておくと安心感が違う。
ハーブを使う
効果:高い
ガは強い香りを嫌う。相性がいいのは次のとおり。
- ラベンダー
- ニガヨモギ
- ローズマリー
小束にしてクローゼットや衣類カバーの中へ。幼虫を殺すことはできないが、成虫の侵入をしっかり寄せつけない。
市販の防虫剤を使う
効果:高い
選べるのは、
- 防虫ボール
- サシェ
- プレートタイプ
- ゲルブロック
徹底処理には、シペルメトリン系製品がすすめられる。まずは殺虫剤で表面を処理し、そのうえで芳香タイプを追加して寄りつかせない。段取りを分けると効きが落ちにくい。
再発させないために
うまくいくかどうかは、選ぶ方法だけでなく予防の習慣にも左右される。少しの手間が後の被害を抑える。
次の基本を守りたい。
- 毛皮やウールは保護カバーに入れて保管する。
- ラベンダーのサシェを通年で使う。
- 穀類のストックを定期的に点検する。
- コートやブランケットは、しまう前に必ず洗ってから。
- 夏は網戸を設置する。
清潔さ、低温、そして鋭い香りはガの苦手分野。ここを押さえておけば、厄介者の勢いはぐっと弱まる。